紫陽花咲く季節の、ある日の1日。

紫陽花。私がこよなく愛するお花の一つです。

お天気を読むのが難しいこの季節ですが、それでも紫陽花の咲くこの時期の撮影は大好きです。


今回の親子は、彼がベビーちゃんの頃からのお付き合い。それに我が家のご近所さんでもあるんです。


お誕生日の節目でもなんでもないこの日。可愛い彼の日常をたくさん詰め込んだ撮影をしてきました。


スタートはど緊張のファーストカットから。

恐る恐る美容室の扉を潜るぼく。

え〜何されるの!?銀色のキラキラひかるハサミ!?痛いことされるの!?

警戒と恐怖の瞳。

ちょっと、撮ってないで助けてよ!と言わんばかりの眼差し。

でもだんだんと、あれ?痛くない?怖くない?と気づき始めた彼。

ほんの10分ほどでカットは終了。頭動かすし、髪の毛ホヤホヤだし難易度めちゃ高いのにこのスピード感、まさにプロの技ですね。

この髪の毛は筆にするそうですよ。

カットが終わったらやっと本来の彼がお目見え。

そうそうこうやっていたずらっぽく可愛く笑うんだよね。


さてさて、お次はじいじのお店に行って、お庭プールに入るぞ!

お着替えしますよ〜って言っても、気持ちが先ばしちゃってもう止まらない!

ランニングおむつマン!全力で楽しそうで最高!

歩幅がめちゃくちゃ小さくて最高!


やっとこさお着替え完了して、いざ入水です。

冷たい、気持ちい、さいこおおおお!


プールは毎回じいじが膨らまして水まで入れて用意して、終わったら水を抜いて片付けまでしてくれるそう。

だってこんなに可愛い孫の笑顔が見られちゃうからね。お安い御用です。


プールで存分に涼んだあとは、紫陽花の咲く公園でお散歩。

西日で長く伸びるかげ。

この二人の後ろ姿を見ていると涙が出そうになる。

どんなに大切に過ごしても過ぎ去っていってしまうこの愛おしい日々が、どれほど尊い宝物かを思い知らされるような。

忘れたくないその宝物を、そっと残しておくお手伝いができること、とても幸せだなと思います。



あおいするのが何度目かというのもあるけれど、ありのままの自然体を私の前でさらけ出してくれるのがとても嬉しい。

写真はやっぱり人が写すものだからこそ、その人との関係性が透けて見えてしまいます。

だから私はファインダー越しのみなさんに対して、常に最大限の愛を持って向き合っています。 

子供には安心して笑って怒って泣いてほしいし、親御さんたちにも遠慮なく我が子への愛をぶつけてほしいです。

たくさん笑って汗かいて、幸せでお腹パンパンの1日を、ありがとうございました。

sakuma haruka

ファミリーフォト、七五三、ウエディングの出張撮影

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