二十歳にしかない美しさを残す 成人式後撮り

私は機材にはさほどこだわりのないタイプです。

カメラマンだったらよっぽど機材にはこだわりがありそうだし、そうあるべきという人もいるけれど、それでもやっぱりこだわりきれない。


もともと直感型ファミリーに生まれ、周り(特に姉)が超直感型だったため意識したことはなかったのですが、正真正銘の熟考型である旦那と結婚し、自分が直感型だった事に気付かされました。

例えば、旦那とオセロをやるとき、旦那は自分のターンで5分くらい悩むんです。オセロなんて我が家では秒で終わる直感ゲームだったので結構衝撃でした。

そんな感じで自分を見直してみたとき、じっくり比較検討するということが苦手なタイプだと気付きました。確かに、高めの家電を買うときも、今住んでいる家を買うときですら比較検討はおろかインスピレーションで決めたな。


そのため機材も例外なく、あっさり直感で決めちゃったりするのです。

ですがそんな直感型の私でも唯一熟考に熟考を繰り返すもの、それが写真の色味です。

日常をすこしドラマチックに、見る人が物語を感じられるようなそんな色味を追求して、足掛け5年ほど?理想の写真の色を探し続けています。 

一枚の写真を現像するのにも、相当微妙な色味の加減を調整しています。 

なので初期のハチグラフといまのハチグラフではだいぶ写真の雰囲気は変わっているはず。そしてこれからも変わり続けるんだろうなと思っています。


さて、今回は成人式の後撮り写真のご紹介です。

成人式当日は留学中で、出席が叶わなかった彼女。
でもハタチの姿を残したいということで、後撮りをすることになりました。

彼女とのご縁は、いつも七五三でお世話になっている小山市の美容院swing and soulさんからのご紹介。
そして今回のスタイリングももちろんswing さんです。


七五三のスタイリングですっかりswing さんのファンになった私ですが、また惚れ直させられてしまった。

 一人一人の個性とじっくり向き合いながら生み出されるスタイリング。 

今回は生花アレンジだったのですが、お花のセレクトもswingの店長さんのもの。
紫のキレイなお花が彼女の雰囲気にばっちりハマって、流石の一言! 

こんなステキなスタイリングをされては、撮影担当の私が頑張らないわけにはいかない。


近所の神社さんに移動して、撮影開始です。


た、たまげた〜!

カメラを向けた瞬間、本当にその一瞬で彼女のモデルとしてのセンスにびっくり!

こう撮りたい、ああ撮りたいと私が言葉で伝えなくても、同じイメージを共有しているかのような感覚でした。


成人式撮影は、いつものファミリー撮影と違い自然な雰囲気を残すというよりかは、作品撮りに近いです。これだけ綺麗にドレスアップしているし、ハタチにしかない独特の美しさを、モデル撮影的に楽しみにながら残したいと思っています。

彼女とはそういう想いが共通していたんだなと思います。

とても聡明でかっこいい大人の女性という感じの彼女ですが、横顔はまだ少しあどけない雰囲気も残るような。

でもそういう境界線がふわふわしているところが、二十歳ならではの美しさだと思うんです。

リボンとフリルのキュートな帯。

これもまた二十歳じゃないとできない帯ですよね。

成人式の後撮りは初めてだったのですが、後撮り最高!

貸切状態の神社で、思う存分撮影に没頭できるのです。

おかげさまで撮りたいイメージがどんどん浮かんで来ちゃって、ここでも!あそこでも!と、全部付き合ってくれてありがとう。

着物は彼女が自分で選んだもので、帯はお母様から引き継いだもの。

同じ神社でも少し場所を移動するだけで、だいぶ雰囲気が変わりますよね。

生花アレンジ、やっぱりいいな。

どうやっても造花では出ない本物感は、写真を一つ上の仕上がりにさせてくれます。


仕事ということを忘れてしまうほど、楽しい撮影でした。

そして終始テンションの高い30女に付き合ってくれて、ありがとう(笑)


彼女に素敵な未来が待っていますように。


sakuma haruka

ファミリーフォト、七五三、ウエディングの出張撮影。

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